2019/02/25
2019/02/15
「情報セキュリティ対策7か条」の制作
平成30年度の対処能力向上分科会では、十分な情報セキュリティ対策体制が構築されていない組織であっても、組織の一人ひとりが実践することで基礎的な情報セキュリティ対策をとることができるツールとして「情報セキュリティ対策7か条」を完成させました。
平成29年中に鳥取県警察本部が県内企業1,000社を対象に行った「県内企業の情報セキュリティに関するアンケートによる実態調査結果」では、社員100人未満規模の事業所で情報セキュリティ対策体制の構築が手薄となっており、情報セキュリティ対策が個人(個々の従業員など)任せとなっているケースが多いことがわかりました。
こうした実態を踏まえて、鳥取県サイバーセキュリティ対策ネットワークでは、「情報セキュリティ対策の第一歩として個人レベルで実践できる簡易な情報セキュリティガイドライン」をコンセプトとして、この「7か条」の制作にあたりました。
この「7か条」は、情報セキュリティ基本方針(セキュリティポリシー)を策定していない民間事業所などで、従業員の方に実践していただくことはもとより、情報セキュリティ対策体制がしっかりと構築されている組織でも基本の確認として活用していただき、安全性を高めていただくことを想定しています。
情報セキュリティ7か条(カラー).pdf(4546KB)
「インターネット安全利用関連資料集2019」の制作
平成30年度の啓発・教育分科会では、鳥取県内で発出されているインターネット安全利用等に関する様々なチラシ、リーフレット、会報内のコラムなどをとりまとめた資料集の制作を手掛け、さらに内閣サイバーセキュリティセンター発行の「インターネットの安全・安心ハンドブックVer4.00」を組み合わせた「インターネット安全利用関連資料集2019」を完成させました。
県民の皆様にとって有効な資料、ツールをひとつのPDFファイルにまとめることで、利便性の向上、普及の促進を図り、安全性を高めるものになっています。印刷してのご利用はもちろん、PDFファイルでは、キーワード検索や資料発行元へのリンクが有効となっておりますので、パソコンやスマートフォン等に保存してご利用するなど、様々な活用方法でお使いいただけます。